「あたしも大輔もあんたの味方だし、サークルおいでね?…もちろん愛美だって」


そうだよ?と愛美からも視線を送られる。


友情って、こんなにも暖かいんだと思えた瞬間。


目から熱いものがこみあげてきたがぐっと堪えた。



「ありがとうございます…」



それ以上言葉を口にすると熱いものが溢れ出してしまいそうで、それをごまかすかのように残りのアルコールをグイッと飲み干した。




…これがこのサークルの男と女の壁を取り払った友情ってやつなんだね。