「あたしも大輔もあんたの味方だし、サークルおいでね?…もちろん愛美だって」
そうだよ?と愛美からも視線を送られる。
友情って、こんなにも暖かいんだと思えた瞬間。
目から熱いものがこみあげてきたがぐっと堪えた。
「ありがとうございます…」
それ以上言葉を口にすると熱いものが溢れ出してしまいそうで、それをごまかすかのように残りのアルコールをグイッと飲み干した。
…これがこのサークルの男と女の壁を取り払った友情ってやつなんだね。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…