大輔さんと同じ方向に視線を向ける。


心臓の鼓動は一気に高鳴った。



『会いたい』


そう思ってもなかなか会えない。




だけど、今、会いたくなかった。






「おぉ~!!酔っ払い二人組みじゃん」


笑いながら私と大輔さんを交互に見る。


咲夜さん・・・



「大輔、早速後輩たぶらかしてるのぉ?」



咲夜さんと一緒に、レミさんもいたのだ。