「途中まで俺が送っていくわぁ~」
居酒屋を出た後、愛美たち3人はまだどこかへ行くと言い別の場所へと向かったため、私と大輔さんだけになった。
その大輔さんの言葉に甘えて、一緒に帰ることにした。
「今日は、酔っ払ってないなぁ~?」
「そりゃ気をつけますよ。二日酔いも辛かったですし」
今回の飲みがあったことで、大輔さんとよく話せるようになった。
見た目は街にいそうなギャル男風だけれど、とても気を使える人だし、頼りになるなぁと思った。
それは、咲夜さんに抱く感情とは全く別もので兄貴的な存在のように思っている。