「友達って、綾乃じゃ~ん」
知ってる顔かぁと冗談交じりで話す大輔さん。
あははと愛想笑いしてみるも、心はここにない。
大輔さんの友達・・・誰が来るんだろ。
そのことで頭がいっぱいだ。
「俺の友達、先に居酒屋行ってるみたいだからついてきて?」
「は~い」
そう促され、大輔さんの後ろを歩く。
場所は違うけれど、今の光景があの時とシンクロする。
桜の下に連れて行ってもらった時と・・・
そのせいか、咲夜さんに会える期待がさらに膨らんでいった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…