他愛のない会話をしながら愛美の足どりにあわせて歩く。



「あっ。もう来てる。お待たせしましたぁ~」



今日の合コンのメンバーだろう相手を見つけ、愛美は小走りでその人に向かった。


どんな人だろうと期待しつつ、愛美が向かった先に目をやる。



「・・・!!」



鼓動は一気に高鳴る。



そこにいたのは、大輔さんだったから。



嘘・・・でしょう・・・。



全くの初対面の人と合コンするものだとばかり思っていたから、意外すぎて驚いた。


それと・・・



咲夜さんに会えるのではという期待もしている私。