あまりに短い文だった。



それでもアタシの心は



洗われた。



今まで我慢していたすべてが



プツリと音を立てて崩れ落ちた。



どんどん流れ出る涙を



押さえることもせず



ただひたすら



一樹の手紙を握り締めていた。