「次、34番。」

「はーぃ。」


つ、次だ!
女の子と!!

「35番。」

私は静かに手を挙げた。


そうだ!もぅ1人は!?


・・・男子だぁ~

「キャー!
 隼人あの子とだってぇ~」

「いや~!
 私、隼人と一緒が良かったぁ~」



な、なに!?


あぁ、この人カッコイィから
こんなことになってるのか。

なんか嫌だな。
今このクラスの女子の大半を
敵に回した気がする・・・。