梨唖さんから電話のあった次の日―――

学校から帰ってきたあたしは、梨唖さんが迎えにくる夕方まで支度を整える。


プルルルル♪

梨唖さんからだ。

「着いたよ♪」

「はい、今行きます」

あたしは家を出た。

「久しぶりノア♪」

「あ、はいっ」

（やっぱ…いつ見ても可愛いなぁ、梨唖さん）


梨唖さんは他のどの子より綺麗で女性としての魅力もあり尊敬すらしている。
梨唖さんの大きくて可愛い目はサークルブラックのコンタクトを付けてるらしく、ただでさえ綺麗な顔がより綺麗な顔に見える。

相談にのってくれる時、いつもその大きな目であたしの目を真剣に見ながら話を聞いてくれる。


あたしと梨唖さんは近くファミレスに入った。