赤ちゃんの胎動も体で感じれるくらいになった頃。


ある日、梨唖さんから久しぶりに連絡が入った。

「おっはよ〜♪」

「あっ!梨唖さーん」

「明日の話なんだけど、二人でお茶でもしない?ほらクラブだと空気悪いし、お腹の…ネッ♪」


「はい♪場所はどうしますか?」

「いーからいーから♪明日の夕方過ぎに迎えに行ってあげるっ」

「はい、わかりました」


梨唖さんと会うのは久しぶり。まだ出会った頃は、この人と話してるだけでドキドキしてた。
サークルの女の子達から慕われてる存在、そんな人にある日から仲良くしてもらえるようになった。