「どうしたのかな、若王子先輩。」

「…あいつ…気に食わないな。」

「へっ?なんで?」

「いや…。ま、とにかく行こう。」

アオくんに促され、被服室へと急いだ。

一体どうしちゃったんだろ。
わけも分からぬまま、私達は被服室に入った。