「あの…私達もう行くので…ねっ、それくらいに…。」

「行くってどこにだよ。」

「被服室…。」

若王子さんはじっとアオくんを睨み付けてたけど、最後に一言。

「奈緒に変なことするなよ。」

そう言うと、若王子さんは踵を返して去って行った。