私ががっかりしていると、アオくんは大きなため息をついて、ゆっくりと歩き出した。

私は必死にアオくんに付いて行く。

「アオくん、今年は同じクラスになれるかなあ。」

「なーんで幼馴染みと同じクラスにならなきゃいけないんだよ。

ただでさえ家隣でしょっちゅう会うのにさ。」

「アオくん…。」