「だって…突然過ぎませんか?
私達今日初めて会ったんですよ?

それでいきなり彼女になれだなんて…無理です。」

「じゃあ彼女にならなくていいよ。」

すんなり受け入れてくれたから、私は思わず拍子抜けしてしまった。

なんだ。わかってくれたのか。

だけど若王子さんはとんでもないことを言い出したのだった。