いつもの帰り道を無言で歩いた。
でも、言い合わせたわけでもないのに二人ともふらりと公園に入って、並んでベンチに座った。

「まあさ…お疲れ。」

アオくんの労いの言葉に私は曖昧に微笑みを返した。