その翌日、順があたしの家に迎えにきていっしょに登校した。


学校に着き、靴箱で愁と会った。


『お前らいっしょに登校とか付き合ってんのかよ!!』

愁はあたし達に冗談でそう言ってきた。順は、


《そうだよ。昨日美玲に告白したらオッケーされて付き合うことになったんだよ。いいだろ〜♪》


順が愁にそういったとたん愁の顔がこわばった。


『そ…そっか……おめでとう』


愁わあたし達にそう言ったが、顔がなぜだかひきつっているのがわかった。