__________________________
________________
________


一年後…

あたしは高校生になった。


それでも、あたしの願いも虚しく、愁ちゃんの行動はますますエスカレート。


普通の学校の日、授業が終わって、休み時間にも毎日同じようなメールがくる。


『今、何してる?』

「何もしてないよ。」

『男としゃべんなよ。』

「わかってる。」


はぁ…


ストレスが溜まる。



顔に出てたのかな。
由愛が声をかけてきた。


「…ひよりちゃん??」

「えっ、あ 何??」

「何かあった?ひよりちゃん。」

「ごめん!なんでもないから♪」


ちょうどいいタイミングでチャイムがなった。





ごめんね、由愛。



せっかく霧也くんとうまくいったのに、こんなことで悩んでほしくないの。