「雄也と中野仲いいな☆」

クラスの男子が私たちを冷やかしてくる。










「うるっせ!!だって幼なじみだもん!!」

雄ちゃんはそう言って否定する。







ほら・・・
やっぱり雄ちゃんは私のこと幼なじみとしてしか私を見ていない。






「そうだよっ!!私はこのバカ雄ちゃんと幼なじみなだけ!!」






「優奈!!バカっていうのはよけい!!!俺、バカじゃねーし!!」





「ちょーおバカだよ!!!」

やっぱり私は素直じゃない。
雄ちゃんの前では素直になれない自分がいる。






はぁ・・・なんでだろう??