「優奈!!早くっ!!」


雄ちゃんは手招きしながら私を呼ぶ。






「はいはい。どの問題??」




雄ちゃんはこれっ!!と言って私に問題を見せた。







「これはこうして解くんだよ!!!」




「えーっと・・・あっ!!出来た!!優奈さすがだな☆」


雄ちゃんは私の頭を荒々しく撫でてきた。






他の人に『優奈さすがだな』って言われるより、雄ちゃんに言われたほうがもっと嬉しい。



「あんまり頭撫でないでよっ!!!」


私はそう言うが実際はすごく嬉しい。