その沈黙を破ったのは

 健にぃでした。



 「唯、一緒に公園来て。」








 「・・・分かったよ。」





 その答えは、

 唯のたくさんの思いから

 できていました。




 健にぃの前で、

 涙を見せたくない。



 でも、やっぱり

 大好きだから、


 健にぃが大好きだから。




 そんな思いからでした。