また、闇雲の幹部が出てくる。
 
そんな予感にかられてか、俺は否応なしに武器を構えさせられた。
 
「…………変だな?何も感じないぜ?」
 
源内は、ずかずかとフロアを突き進んでいく。
 
「おい、源内!!」
 
「幸村、落ち着けよ。人の気配はないぜ?ましてや、殺気すら感じない。ここには誰もいないみたいだな」