「わかってるさ。もちろん源内も最後まで来てくれるんだろ?」
 
「ははは……俺もか。そいつは嬉しいね」
 
少しだけだったが、安らかな時間を過ごせた。
 
ゆっくりゆっくり歩をすすめ続け、俺達はついに三階へと降り立つ。
 
そこは二階を少し小さくしたようなフロア。
 
構造は、二階と一緒だ。