バンッ!!
 
爆発音とともに、目の前は昼間のように明るくなった。
 
閃光弾――
 
俺は爆発の瞬間に、目を塞ぎ、光を逃れた。
 
しかし、奴は――
 
「ぐぅわぁぁぁっっ!!目が!」
 
叫び声をあげながら、天馬は姿をあらわした。
 
良すぎる目が仇になったな。