「そう! あなたなら、

きっと、もっといい男性と出会えるから!」

「そうね…いいオトコ……あなた、みたいな…ね…」

女性はそう口にすると、

マスク越しにブルーにキスをした。

「あっ……」

「あなたが、ふつうのイケメンだったら、

おつき合いをお願いしたかもだけど、

愛の戦士だし…ね?」

女性が、泣き顔から次第に笑い顔に変わる。