こんな感じであっという間に時間は過ぎて行って。
21時を回ったところで家まで送ってもらうことになった。
飛田さんの車に乗り込んで家へと向かう道中。
なんだか会話がなくて静かな車の中だけど。
家の近くにある公園の前で車を止めた飛田さんは、私を見てそっと手を伸ばしてきた。
やさしく頬に触れた手に、私の心臓はドキドキしてしまう。
「佐智子ちゃん、今日はありがとう」
やさしい瞳にうっとりしてしまうけど。
「楽しかったです」
どうすることもできなくて、私の頬に触れている飛田さんの手に自分の手を重ねてみる。
私よりも、大きな手。
温かい手に包まれて、そっと目を閉じるとやさしいキスをしてくれた。
「寝る前に電話しても?」
「も、もちろん!」
なんだかその質問が可愛くて。
からかわれたり、甘えられたり。
今日一日で、会社では見られない飛田さんを沢山見ることが出来てとても幸せだった。
「離したくないけど。…送るよ」
21時を回ったところで家まで送ってもらうことになった。
飛田さんの車に乗り込んで家へと向かう道中。
なんだか会話がなくて静かな車の中だけど。
家の近くにある公園の前で車を止めた飛田さんは、私を見てそっと手を伸ばしてきた。
やさしく頬に触れた手に、私の心臓はドキドキしてしまう。
「佐智子ちゃん、今日はありがとう」
やさしい瞳にうっとりしてしまうけど。
「楽しかったです」
どうすることもできなくて、私の頬に触れている飛田さんの手に自分の手を重ねてみる。
私よりも、大きな手。
温かい手に包まれて、そっと目を閉じるとやさしいキスをしてくれた。
「寝る前に電話しても?」
「も、もちろん!」
なんだかその質問が可愛くて。
からかわれたり、甘えられたり。
今日一日で、会社では見られない飛田さんを沢山見ることが出来てとても幸せだった。
「離したくないけど。…送るよ」