若橋さんが車から
降りてあたし達を
見送る。

あたしは
ペコッとお辞儀したけど
翔平は全くの無反応。



あたしの家の前まで
ついた所で初めて
翔平が口を開いた


「…あのさ」

「何?」

「明日、仕事オフなんだよね……」

「そうなんだ!よかったじゃん!!」


「それでさ-……その-
よかったらだよ?今日俺んちに泊まらない?」


まさかの展開!!

まさに予想外で-す


「し、翔平はいいの?」


「むしろ来てほしいし」

「………行くっ!」


断る理由はナシ!


今夜は長い夜になりそうデス!!!