「希依~…」

「大和くん?」

後ろから抱き着く大和くん。


「ほら行くぞ。大和」

「いやだぁぁ…」

亮輔くん、大和くんを引きずって行っちゃったよ(笑)。

「ありゃ嫉妬だね(笑)」

2人が見えなくなるのを確認したとともにぽろりと言う星花。

「えっ…?」

「あれから2人は付き合って
和哉も普通に話すようになったでしょ?

だから大和は希依を独占したくなっちゃってるんだよ。

大和、すっごく飼い主にえさを求める犬だったね。(笑)」


それ私も思う子犬みたいなね…

だけど嫉妬か…気付かなかった。