…………。
…………………。


「って何か喋ってよー!!」

「お前意味わかんね。
こっちは怪我人つーのに」

「あっごめん。」

暇になった私はとりあえず和哉のお腹をさすってみる。

「大丈夫ー????」

「………成宮。」

「ん………?!!!!」


私がお腹のとこから顔を見ようとした瞬間、唇に何かがついた。

それは柔らかいもので、
すぐにわかった。和哉の唇だって…