和哉は運ばれて、ベンチに戻ってきた。


「和哉!!大丈夫!?和哉!!」

意識があやふやのため、
私と他の部員で保健室に運ぶことになった。


「戻ってて大丈夫だよ。私見てるし、」

「了解っ」


保健室は和哉と2人っきり。

「大丈夫かなぁ…和哉。」

「…ぁ…あぁ」

「和哉!!」


和哉が目を開けた。

「大丈夫?」

「大したことねーよ。
それよりお前行ってていーよ。」

「なんでよ~こういう時くらい、
マネージャーやらせてよね!!(笑)それじゃなくても迷惑かけっぱなしなのに!!」

「わかったよ。(笑)」