「おいっ希依!!!!!!」

「………ぇ?」

意識が戻った。
そこは病室?なんで?

私の目は何故か涙でいっぱいだった。

亮輔くんも星花も

………大和も泣いてた。



「…ょ…良かったぁぁ!!」

星花は声を出して泣いていた。

「…希依…」

大和はただ名前を呼ぶだけで精一杯そうだった…



「成宮ちゃんね、
和哉と帰ってたらさ
倒れたらしーんだよ。

だから、すぐ病院に連れてって
先生に見てもらったんだけど

意識が戻らなかったんだ

あれから一週間もすぎて………

…よかったよ…」