「…バイバイ。」

今日もまた手を振る。
この時が一番嫌い…

卒業が近付いてくる中、
大和は進路も決まり
早く帰るようになった。



後ろ姿が恋しい…
今すぐにでも駆けよって
抱き締めたい。

だけど私がそうすると
大和は余計にでも寂しくなると思うから…私は我慢するね…



最後くらいは笑って
過ごしていきたいから…