大和は私の手を握って、

「今日、俺ん家に泊まってくれねーかな…?

今日は希依がいねーと
無理だわっ。眠れねー気がする…」


大和の顔を見たら、
少しだけ目が潤んでいた。

あんな可愛い大和を
断れる訳がなく、泊まることにした。



「あとでいくからっ!!」

そう言い別れる別れ道。



「お前、今日すっげかっこよかった」

そう呟く和哉。

「はー意味わかんない。
私覚えてないよーん(笑)」

久しぶりに笑い合ったかも…