――予選前日――

「とうとう明日だね…」

「あぁ…ごめんな?
希依に当たってばっかだったかも
しんねぇ…けどさ…

ずっといてくれてありがとう…」

帰り道で呟く大和を
私から手を繋いだ。

「やっべ最近の希依は
積極的だよなあ~今から
希依ん家行って熱い夜過ごすか?」

「ばかっ///明日予選でしょーが!!//…っ」


チュッ

「これ以上言ったら…」


やばい…大和が
たくらんでる目をしてる。