するとそこで鈍い音が鳴った。

私はすぐさま部室に入った…

大和が和哉を殴った。

どうしてなのかは分からない…
ちょうど聞いてなかったから。


「大和!!大和!!」

私は急いで大和を止める。

「やってられっか。」

バンッ

大和は部室から出ていった。

「……………」

みんなは下を向いていた

「みんな一緒だよ…

悩んでるのはみんなそうだよ。
大和だってちゃんと考えてる

ただそれをおちゃらけて
分かんないようにしているだけだと思う

みんな野球部の仲間じゃん…」