私もこればかりは
頷くことしかできない。

だって…事実しか言ってないから。

監督は間違ったことは
1つも言ってなかったから…


「俺は野球がすきです!!」

亮輔くんが言った。

「僕は野球しかありません。
野球をしているときが一番光ってるんです

キャプテンとしてチームに
大きなダメージをあたえ、
恥ずべきことだと思います。

ですが野球部全員、
甲子園への思いは変わっていないんです!!」

亮輔くんは練習とはうらはらに、
我に返ったように

監督に身体から訴えていて
見てるこっちからにも
その熱意が伝わってきた。