そんな中、甲子園へ向かって練習する毎日。

心の中で何かを考えながらする野球部達。


それはあまりにも、
甲子園を目指す
高校球児の姿ではなかった。



そんな時、監督が集合と言った。


「お前らはなんだ。
何のために野球をしている。

ただお遊びのスポーツか?
甲子園はお遊びじゃねんだよ。
毎年何千校と言う高校が

夏の甲子園のために努力積み重ねてやってきてるんだぞ。

今のお前らは甲子園目指すなんてなく
なめているようにしか見えん!!」


大きくグラウンドに響いた。