迷いそうだったけど、トモリがまだ光っていたからすぐに場所がわかった。

「ありがと。もういいよ」
ララが言うと、丸い光はうなづいて、ポンッと消えた。
「僕たちも寝よう」

「このまま寝て大丈夫かな?」

僕は不安で聞いた。

「大丈夫だよ、普段この辺には魔物は出ないっていっただろ?」

「でも・・・実際に出たし」

「大丈夫だから」

ララはそういって眠ってしまった。


うーん・・・

よく寝れるな・・・


ま、いっか。なんとかなるでしょ。


そう決断して、僕も眠った。