意思を持ってヒトを殺すことと、誤ってヒトを死なすことにいかほどの違いが有るだろうか?
結果的にヒトを殺したことには変わりない。
世の中では情状酌量とか言われるものも、所詮大衆の平均的な判断が大衆の平均から分類される罪人に下される判断に過ぎない。

つまり罪とは存在しない。
あるのは罪を犯した、と思う罪悪感。
そして大衆によって押し付けられる「倫理」や「常識」から導き出される分類のみだ。

集団に属すると言うことはその倫理や常識に縛られることを意味する。
それを守ることによって集団の生活が許される。
それが日本国民という規模か、学校の1クラスという規模かと言う違いで規模が大きければ規制力は強くなる。

規模が小さいものは選択することが可能だが、規模が大きくなるとどうしても、避けられない事態が有る。
法律を守らなければ日本という集団によって裁かれるということだ。

そんな中で私は生きてきた。
できる限り能動的に。