抵抗する暇もなかった。

私はあっさり男達に組み敷かれる。

数人がかりで手足を押さえつけられ、引き裂かれた衣服を完全に剥ぎ取られた。

「今更一人に犯されるのも二人に犯されるのも一緒だろ?梓ちゃあん?」

下卑た目で私の肢体を舐め回すように見る男達。

「く…」

武羅人にやられた傷が、まだ完全には回復していない。

いつもの出力が出ない。

普段ならばこんな連中、片手で軽く捻られるというのに…!

まともに抵抗も出来ないまま、下衆どもにいいように触れられる。

一度ならず二度までも。

どこまで私の身体を穢そうというのか。

屈辱、恥辱に舌を噛み切ろうとする。

その時だった。