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──────コンコン
このくそウザったいノック音が聞こえたのは私が丁度眠りにつく前だった……
「はぁ゙~い゙……」
……枕スタンバイ!
「しつれ────…」
「ウザったいんだじゃ
クソ共がぁ!」
この怒声にあわせて放りなげた枕は来客にヒット!
「……ふん!」
たく……
こんな夜中に(←9時ね)私んトコに来るなんて良い度胸じゃないの……!
…………………………
「………ってぇ」
「ふん!何よ、隠れてないで正体表しなさいよ!」
「…いっ……………………………………………………………痛ってぇんだよ!この怪力女がぁ!」
あら……まぁ……
これは偶然の前の軌跡………
「なぁんだ緑かょ…」
「なぁんだじゃねーよ!これみろ鼻血だ鼻血!」
「は?なにエロい事考えてちゃってんの?アンタ。」
「考えてねーし!お前が投げた枕のせいだし!」
「うん……じゃあ
私の枕、謝ろうか……」
「あ゙?違うだろ、枕は謝まらないだろ?お前が投げたんだろ?」
「そーだけど?」
「じゃあお前が謝らないといけねーよな?」
「何で?んな事時間の無駄…」
「なんですと?」
「だから時間の無駄!」
「はぁ?せめてティッシュくらいくれよ。」
「…う~ん……じゃああげるから床掃除してね?」
しっかりやってね?
血塗れだからさ?