──────ガラッ
意気なり病室が開いて
飛び出してきたのは……
「松永さん…?」
「……………ぐす…」
何で泣いてるんだろ…
白さんと何かあったのかな?
「どーしたんですか?」
「…貴方は……」
「檜咲です。檜咲あやめ…」
「……」
「あの…、白さんの容態はいかがでしたか?」
「元気すぎ………」
「喧嘩でもされました?」
「違う。意見が合わなかっただけ…白が悪いのよ!」
「そーですか……それじゃ、貴方は私達の敵ですね…」
「……」
「これ以上白さんを悪く言ったら……貴方、殺しますよ?」
私は薄ら微笑み
松永さんの横を擦り抜けた。
松永さんも佐渡先輩と
平等な犯罪者ですね……
「失礼します。」
「あやめちゃん…」
「先ほど松永さんに会いました…そのまま走って行ってしまいましたけどね。」
「あ~、そっかぁ」
白さんは笑いながら
そう言った。
目が……
笑ってないですよ白さん。