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「優さん、今日の用は何でしょうか!」

「あぁ、揺岐白の件だ。栞!例の物は用意出来てるな?」

「はい……準備万端です」

「よし…」







佐渡優と栞…
他、男数人の話し声。








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「どーなってんだよ!」

「見りゃ分かるでしょ!乱闘の準備だよ……」

「は?」

「生徒会を潰す気だ!……と思うのは私だけか?」

「…おぃ」







生徒会に乱闘を仕掛けて来るかは分からない。

あの数人では潰すのは不可能だと私は考える。


だけどあの鉄の棒…
一撃食らったら一溜まりも無い…と思う。









「白…これからどーすんだ?」

「佐渡優を倒す!」

「策はそれだけか?」

「面倒だし」

「それ、会長の言う言葉か?」

「さぁ~行くわよ!緑はその隙に戦ってきなさい!」

←無視

「はぁ!?」

「じゃあヨロシク」




そんで別れ際にウインク(^_-)☆

決まったぁ~
ウインク練習の成果発揮、成功!







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まだ倉庫裏に隠れている私に1つのライトが…




「アンタ……揺岐白!一体ここで何してんの!?」


見付かった……




小菅花梨っっ!
だと思う人物らしき人…

暗くて良く見えない。




「えっ?揺岐白が居たのぉん?♪覗きは禁止だょん♪」


またまた一ノ瀬真美!
らしき人……?

ブリッコ過ぎでしょ。








「白…?ここで何してんのよ!!ここは私等の溜り場よ!!」

「栞…」

栞が騒ぎを聞きつけ私の近くにやって来た。

「馴々しく呼ばないで」

「アンタもクズ先輩みたいに意地悪くなったのねぇ」


私は少しにやけながら言う。

あ、別に変な事考えてるわけじゃないょ!

面白いわけ無いって言えば多少嘘になりますが…