このクソむかつく。
(←今、嫌味は止めよう。)
「茶江島―!!!」
「あ、星村…」
「星野だから……。白が、アンタに話したい事があるんだってさ!!」
「え?」
「はぁっ!?何言っちゃってんのよ織姫!!!」
「アンタ等2人は恋愛事に余りにも消極的過ぎてこっちが見てらんないの!!」
「ち、ちょっとぉ!!」
白は織姫に軽い
〝ドロップキック〟
をくらわせ、息を吐いた。
さすが逞しい……!!!
て、じゃなくて。
「いったぁ!!何すんの!?せっかく私が…」
「こーゆーのマジ笑えない………自分の事は自分でケリつけっから!!」
「白~」
「……ふんっ」
「ったく…」
星村のヤローキレないのな…
俺があんな事さらせば殺される以上にヤベーぞ。
キレないのなら一撃くらわせてみてーな…
なんて1人で馬鹿を考えていると、白が戻ると見せ掛けて俺の所に来た。
「緑……ちょっと来て」
「は?」
「来なさいっての!!」
「はーいはい」
――――――
――…
連れて来られたのは…
中庭の倉庫の裏。
ここで何するんだ!?
てか何やってるんだ!?
俺は疑問を抱えながら待っ事10分。
ガヤガヤと
5人~10人と思われる集団が現れた。
「な、なんなんだよこの集団ヤローは……」
「佐渡の仲間みたい…」
「佐渡だぁ?」
「そう、佐渡優。栞と今つるんでる先輩。」
「は?佐渡?佐渡ってあのヤクザと手を組んでるとかゆう奴か!?」
「早急からそうって言ってるじゃない!!」
なんか…
大変な事に成りそうだ…