『ごちそうさま!!』

アタシは、少し不機嫌になりながら食事をおえた。
♪~♪~

『朝から誰よ。』

表示には、非通知とかかれていた。

『え?だれ?まあ、出てみよ』

『はいっ』

『亜夢?』

ソノ声は、愛おしい彼だった。

『ダイ…っどうしたの?』

『由愛子から、何聞いた?』

えっ?

『何って?』

『聞いてないならいい。』

何よ。昨日から…。皆みんな、アタシに言ってくれない。

『何がいいの?』

『えっ?』

ダイは、びっくりしてた。

『昨日から皆、アタシに何も言ってくれない。』

『知らないほうが、いいよ。』

『あたしは、真実を知りたい。』

『…。俺は、お前が好きだ。』

ダイが…?ウソ…っ

『だけどだめなんだよぉ。』

涙声だ。

『俺達、血がつながってるんだ。』

『何言ってんのよ。そんな、あり得ないわよ!あたしには、弟が…。』

『弟は、お前とつながってない。』

『ウソぉ…。嫌よ!何でそんな、現実見なきゃいけないの?』

あっ、あの時。

『俺と、姉貴は血つながってないし!』

と、友達にメールを送っているのを見た。

そのときは、何も思わなかった。

『俺は、お前を忘れるために、外国に行く。』

どうして?

『どうして?どうしてよぉ…。』

『うぅ~っ俺だって、お前と、ぐすっ、いてぇよ。』

『ダイーっうわぁん。』

号泣してしまった。

『亜夢?笑顔で送り出してくれよ。』

『笑顔?』

『お前の、笑顔が好きなんだよ。』

うん、わかった。最高の笑顔を送るよ。

『うんっ。』