『日実鷹く…ん。行かない?』

『あのさあ…。俺の事、華偉って呼んでいいよ。俺も、莉歌己って呼ぶから。』

『うん。わかっかたよ!』

『噛んでるし。あはははは。』

『笑わないでよ。』

『莉歌己って、関西弁じゃなかった?』

『うん。』

『莉歌己は、関西弁のほうが可愛いよ!』

『えっ?マジで?ってあっ!!』

『カワイイ可愛い!』

『からかわんといて!』

『あのさァ…。こいつ、何て言うの?』

『そのままだよ。はねみ、しずな』

しずな…。

『めずらしい名前やな』

『俺の、幼馴染なんだよ。』

『あたしと、亜夢と一緒だよ』

『黒井って好きな奴いる?』

亜夢の、儚い恋は…。

神様は、酷いよ。

『どうした?』

『亜夢の、恋は…。あっ!好きな人は、いないよ。』

あの人は、だめ。兄弟だもの。

『俺は、いるかな?』

『あたしも、いるよ。』

『なあなあ、2人でいっきにいわない?』

『オッケー』

『せーの!!』

『あなた!』

『お前!』

『ぷっ…。あははは。』
華偉は、笑うが莉歌己は、顔が真っ赤だった。

『っ…。』

『莉歌己?』

『おーい。』

『うっー』

『えっ?莉歌己?』

『だってぇ。うわーん。』

『来いよ。』

ギュっー

『ふえっ…ん…。』

『好きだよ。莉歌己』

『華…偉…。アタシも…グスっ…。好き!!』

『カワイイな。』

『ねえ。早くしてよね!』

『亜夢!!!!!』

あたしは、最初からずっといました☆

『黒井。殺すぞぉ!』

『アタシも、殺すぅ。』

『キャアーーっ』

よかったね莉歌己。

『お前ら、何してた?』

『甘くて、恥ずかしい事してたの、見てました☆』

教室内で、笑いがおきた。

『亜夢!!ってあっ!!』

『お前らか、甘くて、恥ずかしい事してたのは!』

『はあ?』