愁斗さいど




もう少しで美姫が手に入る―…




そのところで誰かに横から蹴りを入れられた…


俺はその場に崩れた。



その隙に、俺に蹴りを入れたやつと美姫が走って教室を出て行った。



(クソっ―…)


俺はすかさず立ち上がって2人の後を追った。







2人は学校を出て行きバス停まで走った。



―もちろん俺が追いかけてきたとは知らずに…





それから2人は手を繋いでバスに乗り込んでいった。






(付き合っているのか…?)



みた感じとても親しげだった。


普通の執事とお嬢様という関係には見えなかった…




あいつ…




面倒だな…