「梓!」



誰かに呼ばれて立ち止まるとそこには悠先生がいた。

「あ、先生…」

恥ずかしくてなにも言えなかった。



「よくがんばったな!合格おめでとう。」



先生はそう言って握手しようと手を出してきた。

恥ずかしかったけど大好きだから握手した。



そしたら意味わかんないけど涙でてきた。


嬉しくて恥ずかしくて私は走ってその場から逃げた。


大好き


と思いながら。