あと少しで教室・・・

ん?

麗美と櫻と・・・樹世・・・?

さっき出て行ったよね?



・・・もしかして!



「さようならぁ」

3人は先生に笑顔で挨拶をし・・・

私を睨みつけ通り過ぎていった・・・。

怖い・・・。


ガラッッ


先生が戸を開けた・・・。


やっぱり。

私は肩を落とした。

あの3人は・・・


黒板の言葉を消していたのだ。