2階につくとすぐにリビングの方へと向かい、扉を開ける。リビングを見渡すとすでに家族全員がそろっていた。
「あら、美鶴輝。おはよう。」
母が扉を開けた美鶴輝に気付き、挨拶をしてきたので美鶴輝も家族が座っているテーブルに向かいながら挨拶する。
「おはようございます、お母さん。」
挨拶をし、自分の席に向かいながら弟と妹の方を見るとテレビを見ながらゆっくりとしている。
「お母さん、敏[サトシ]と舞[マイ]はなんであんなにもゆっくりしているのですか??敏は制服にも着替えずにテレビを見てますし。」
自分の席に座ってから、母の方を見て疑問に思ったことを尋ねると、母は美鶴輝の朝御飯の食パンをちょうど焼き終えたところだった。
「なんでって聞かれても二人は入学式はないじゃない。入学式は新1年生の為のものでしょ??美鶴輝、敏と舞を何年生だと思ってるの??」
焼き終えた食パンを皿の上にのせ、私に手渡しながら聞いてきた。
「何年生って、敏が新中学2年生で舞が新小学6年生だと思っています。」
美鶴輝は渡された食パンを半分に手でちぎり、片方だけにイチゴジャムをぬりながら答えた。
「あら、美鶴輝。おはよう。」
母が扉を開けた美鶴輝に気付き、挨拶をしてきたので美鶴輝も家族が座っているテーブルに向かいながら挨拶する。
「おはようございます、お母さん。」
挨拶をし、自分の席に向かいながら弟と妹の方を見るとテレビを見ながらゆっくりとしている。
「お母さん、敏[サトシ]と舞[マイ]はなんであんなにもゆっくりしているのですか??敏は制服にも着替えずにテレビを見てますし。」
自分の席に座ってから、母の方を見て疑問に思ったことを尋ねると、母は美鶴輝の朝御飯の食パンをちょうど焼き終えたところだった。
「なんでって聞かれても二人は入学式はないじゃない。入学式は新1年生の為のものでしょ??美鶴輝、敏と舞を何年生だと思ってるの??」
焼き終えた食パンを皿の上にのせ、私に手渡しながら聞いてきた。
「何年生って、敏が新中学2年生で舞が新小学6年生だと思っています。」
美鶴輝は渡された食パンを半分に手でちぎり、片方だけにイチゴジャムをぬりながら答えた。