「はぁ。取り敢えず帰るぞ。」
そう言った彼は、あたしの鞄を勝手に取ると、歩き出した。
「ま、待って!鞄に、教科書入ってないの!」
更に、やってられない、と言いたそうな視線をあたしに向けながらも、きちんと彼はあたしを待ってくれた。
優しいんだよね、昔から。
2つ年上の彼は、あたしの又従兄弟。
母親同士が仲良しで、小さい頃から知っている。
よく、面倒を見てくれる。
あたしが抜けてるのが悪いんだけどね。
そんな彼は、とっても人気者で。
ちゃっかりしてて、要領も良く。
更には生徒会長なんかもやってたりしちゃう。
本当に凄いよね。
そう言った彼は、あたしの鞄を勝手に取ると、歩き出した。
「ま、待って!鞄に、教科書入ってないの!」
更に、やってられない、と言いたそうな視線をあたしに向けながらも、きちんと彼はあたしを待ってくれた。
優しいんだよね、昔から。
2つ年上の彼は、あたしの又従兄弟。
母親同士が仲良しで、小さい頃から知っている。
よく、面倒を見てくれる。
あたしが抜けてるのが悪いんだけどね。
そんな彼は、とっても人気者で。
ちゃっかりしてて、要領も良く。
更には生徒会長なんかもやってたりしちゃう。
本当に凄いよね。