「…なんだよ、冴子…オレの優雅な朝をジャマしないでくれないか。」

「…ハァ…あっ、そう。ちなみに、ジョー宛てに手紙が来てたわよ。」

「…!?…もしかして…女子??」

アイドルでもない、しがない私立探偵なはずなのに、ジョーはまるで自分にファンレターでも送られて来たのかと思うように何故かテンションを上げながら冴子に女子かどうかを聞いた。

「…よ、よく分かったわね…ジョーの言う通り女子から手紙だよ。…まぁ、差出人を見たらビックリすると思うよ。」